MOBILUS TECH BLOG

モビルスのプロダクト開発を支えるメンバーが 日々の開発現場の情報を発信します。

モビルスTech Blog 始めます!

ご挨拶

はじめまして!テックブログの記念すべき初回の投稿を担当することになった今井と申します。メッセージングテックプロダクトディビジョンのマネージャーを務めています。

この場を借りて、弊社のテックブログについて紹介させてください。このブログは、我々の製品開発チームが日々直面する挑戦や、それらの課題をどのように解決したのか、また使用している技術やツールの紹介、さらにはシステム開発に役立つTipsなどを皆さんに共有するための場です。

それらを我々エンジニアやデザイナーが気軽に紹介し、皆さんと共有できると嬉しいです。私たちエンジニアチームがどのように頑張っているのかを、皆さんに少しでも感じて頂ければ嬉しいです。

初回は、技術的な話題というより、製品開発の進め方やその過程で感じる課題について少しお話しすることにします。まずは私たちの会社である「モビルス」について紹介させてください。

新オフィスでの撮影Spotにて

「モビルス」とは?

私たちの会社は2011年に設立され、今年で12年目になります。SaaS事業を始めてからもうすぐ7年が経ち、現在では6つのプロダクトまで手がけるようになりました。

私たちのSaaSプロダクトは、常に時流を読み、顧客ニーズや市場状況に応じて進化してきました。これまではカスタマーサクセスチームからの顧客要望やセールスチームからのアイディア、そして開発チームからのリファクタリング要求など、さまざまな声を基にロードマップを作成し、各プロダクトの開発チームがそれに沿って開発を進めてきました。

現在の課題

会社の規模がまだ小さかった頃は、「この機能を追加すればお客様に喜ばれるだろうか?」といった考えや、お客様の要望から着想を得た機能改善を、小さなチームで素早く行ってきました。その頃は、新機能の追加や改善がスピーディーに求められていたため、文書化をあまり行わず、迅速に開発を進めていたという話をよく聞きます。

しかし、今となっては機能の数も大幅に増えてきており、特に最初にリリースしたモビエージェントに至っては、機能数が大量になりました。新機能を追加したり、既存の機能を改修する際には、それに伴って数多くの既存機能を修正する必要が出てきています。それに伴ってテストケースも増加しています。古参のエンジニアならまだしも、新たに入社したエンジニアにとっては、システムが分かりにくく複雑になってしまっています。

現在は、開発すべきタスクを分解し、それを各エンジニアが担当して開発を進めるという方法を採用しています。これまでは各エンジニアがそれぞれ独自の知識を持っていたため、この方法でも大きな問題はありませんでした。しかし、製品の規模が大きくなるにつれて、自分が担当していない部分については理解が追いつかないという問題が出てきています。

クイックミーティングでささっと共有。”立ちっぱ”ではないです(笑)

これから目指していく姿

これからの製品開発においては、個々のエンジニアの知識に頼るのではなく、開発チーム全体で問題に取り組む方法が求められています。新しいエンジニアもどんどん入社しており、これからの更なる機能追加や改善には、チーム全体の力が必要になっています。

私たちは、個々人の力ではなく、チーム全体の力で最大のパフォーマンスを出すことを目指しています。そのためには、様々な方向からの要求をどのように整理し、分析し、それらをどの順番でどのように開発に反映させるか、ということを改めて考える必要があると感じています。そして、その課題にどのように取り組んだのか、その結果どうなったのかを、このテックブログを通じて皆さんにお伝えしていきたいと思っています。

今回の初回投稿では、私たちの製品開発チームが直面している現状や課題について主に触れさせていただきました。次回以降の投稿では、これらの課題に各製品チームがどのように取り組んでいるか、さらにはより具体的な技術的な話題にも触れていきたいと思っています。

これからの投稿を楽しみにしていていただければ幸いです!

 

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