MOBILUS TECH BLOG

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【自社AIプロダクト研究開発部門】長期インターン振り返りインタビュー

 モビルスでは2023年8月~2024年3月にかけてMooA開発室(MooA開発室:生成AIや独自のAI技術を取り入れたオペレーション支援AIの開発や研究開発を行っています)でインターン生2名の受け入れを行いました。当初は3、4ヶ月の受け入れ予定でしたが、2人の前向きさや意欲に後押しされて8ヶ月間という長期インターンとなりました。今回はインターンでの成長や学びについての振り返りインタビューをお届けします。是非最後までご覧ください!

なぜインターンをしようと思ったか?

モビルス徳山さん:長期間のインターンお疲れ様でした!今日は振り返りとして色々と聞かせてください。早速ですが、お2人はなぜインターンをしようと思ったんですか?

Oさん:去年の5月くらいから就活を始めて、「”実際に社会で働く”のはどんな感じなのか」を知りたくて、長期インターンを探していました。そんな時、友人のYくんがモビルスの長期インターンに参加すると聞いて、しかも業務内容はプログラミングなどの開発業務ということで面白そうだなと思ったのが参加のきっかけです。

モビルス徳山さん:短期ではなく長期インターンに興味を持った理由を教えてください。

Oさん:短期インターンでは2~3日と期間が短いうえに学生同士で課題に取組むものが多く、長期インターンでは社員と話す機会も多くあるため、会社の雰囲気や社会人として働くイメージを掴めると考えました。

Yさん:私は大学院へ進学予定で学部での就職活動は行っていなかったのですが、いずれ社会で働くのだから、早くから情報を集めてもいいのでは」と考え、学部3年のタイミングでインターンに参加しました。元々AIに興味があり、インターン業務の中で携わることができる点から、「こんな良いインターンだったら行くしかないでしょ!」と考え参加しました。

インターンを通じて成長した点を教えてください

モビルス徳山さん:次はインターンを通じて成長した点について質問をしてみたいと思います。色々な切り口があると思いますが、まずは感じたことを教えてもらえますか?

Yさん:業務では似た作業を繰り返していくのですが、結構考えさせられることが多かったです。と言うのも、ChatGPTへ入力するプロンプト自体を本当に細かい部分まで修正していくと、その僅かな差で結果が大きく変わることがあります。そこに行きつくまでの試行錯誤の時間が楽しいと思えたのは成長を感じた点です。

Oさん:僕は「やはり仕事と勉強は違う」という点を学びました。社内ミーティングの中で「顧客はこういうことを望んでるから、私達はこうしていこう」という顧客目線での話があり、社会人になったら結局僕たちは何のために仕事をするのかということを考えるようになりました。ミーティングへの参加も「会社で働く、仕事をしている!」という感じで(笑)、短期インターンなどでは学べなかった経験だと思います。

モビルス徳山さん:もう少し深掘りした質問をさせてください。成長した点は技術とかスキルの面と、人間的な面で分けれるかなと思っているのですが、まず技術やスキル面で「こういうことが身についた又は成長できた」と感じる点は何かありますか?

Oさん:インターン参加前は授業でしかPythonを触ったことがなく、自分で何かの目的のために使うということはない状態でしたが、業務ではテーマを効率的に進めるためにPythonを扱いました。Pythonのコードを調べたりする中で、知らなかった機能も学ぶことができ、実践的なスキルが身に付きました。

Yさん:僕はプレゼンです。会社の中で大勢の社会人に見られてプレゼンをする機会は初めてでしたが、先輩社員にスライドの作り方を教えてもらったり、アドバイスをもらったりしたことで、インターン開始時と比べると確実に成長することができたと感じます。また毎回の業務後はTalent Acquisition Sectionとの振り返りミーティングを実施していましたが、その中で業務を詳しく知らない人にも分かるよう説明する力もつきました。

モビルス徳山さん:人間的というと少し大げさだけど、自分の中で「こういう成長が出来た」とか「この経験は、こういう意義があると感じた」というものがあれば教えてください。

Oさん:業務後の振り返りを通じて「目的を明確化させる」という考え方を学ぶことができました。「これは何のためにやっているのか?」というのを深く考えることは、就職でも勉強の面でも大事にしていきたいです。また話をする際に自分から一方的に話すのではなく、相手の反応に合わせて分かりやすい説明をするよう心がけるようになりました。この点も学生生活だけでは学べませんでした。

Yさん:Slack上での報告や連絡、実施した業務内容を関係者へ共有するといった社会人としての基本的な”動き方”を学ぶことができました。またO君と一緒にインターンをして学んだことでもあるのですが、人に聞くことの大切さを実感しました。O君が積極的に質問している姿を見て社会人には必要な動きだと思いましたし、質問してくれたことで業務の目的に気づけたこともありました。

モビルス徳山さん:Oさん、今度何か奢ってもらいな(笑)

Oさん:ハンバーガー食べに行こう(笑)

モビルス徳山さん:言い方を変えると、もし1人だけのインターンだとしたら、もうちょっと苦労していたと思う?

Oさん、Yさん:はい!そうです!

Oさん:2人で相談することで業務が進んだり案が出たりすることもあったので、1人だけの参加とはかなり違った結果になったと思います。

モビルス ウズンさん:参加者が1人だったら、私の説明も違っていたと思います。質問してくれるからこそ、細かい点の説明もできました。実際の業務では説明する時間は限られているし、不明な点は自分から積極的に聞いていく必要があります。質問をしないことで認識の齟齬がうまれたり、後々の動きが難しくなったりすることもあるので、人に聞くことは大切です。

今後のビジョンを教えてください

モビルス 徳山さん:少しテーマを変えて今後のビジョンや目標を聞かせてください。学生としてでもいいし、将来的な社会人としてのものでも構いません。

Oさん:僕は元々海外で駐在などして働きたいと考えていて、そのために商社などを就職先として見ています。そのために大学院へ進学して、専門を究めた後に商社などで海外で働けたらと考えています。

モビルス 徳山さん:そのために、今回のインターンは役立ちましたか?

Oさん:もちろんです。本当にお恥ずかしながらビジネスがどういうものかも全く分かっていなかったので、全部分かった訳ではないですが、少しでも理解できたのは本当に貴重すぎる経験でした。

Yさん:僕も海外で働くという目標があります。現在は統計を勉強していて、大学院でも引き続き統計を学ぶ予定です。その専門性を活かし海外で働きたいです。

モビルス 徳山さん:将来的に海外で働きたいという希望を踏まえると、様々な国籍の方が在籍しているチームで働けたこともプラスでしたか?(※モビルスでは現在10カ国の出身の方が働いており、MooA開発室にはトルコ・スリランカ出身の方が在籍しています)

Oさん:日本語が堪能な方もいましたが、非常にプラスでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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