こんにちは。エンジニアRecruiterの大野です。モビルスには社内のコミュニケーションの活性化を目的として会社公認の部活動制度があり、9つの部活があります。*1
今回は競技プログラミング部 部長で、普段はTech Integration Sectionでエンジニアをしている村田さんのインタビューをお届けします!
概要
競技プログラミング部はAtCoder*2をはじめとする競技プログラミングを通じて、メンバーの”アルゴリズム力”の向上を目的に活動しています。少々固い説明となりましたが、学生時代の体育会系の部活のようにしのぎを削ってやるというより、友人の家でお菓子を食べながらゲームをするようなイメージで、楽しんで活動しようと日々試行錯誤しながら運営しています。
参加者はバックエンドエンジニアが多いですが、最近はプログラミング未経験でも「興味がある!」という非エンジニアの方も参加していて部員数は10名程です。活動頻度は月1回業務後にオフラインで集まっています。
創部のきっかけ
開発エンジニアの中で「技術力向上のために、もう少し意識的に勉強していきたいよね」という話が出て、「部活動」であれば一定のペースで活動するので半強制的に勉強が進むのでは?という流れで競技プログラミング部が創られました。
2023年の設立当初は、AtCoderに参加する前準備として知識を深めることを目的とした勉強会を開催していました。社内の詳しい方が講師役としてプログラミングのお題を出題し、それに皆が答え、講師が解き方を解説するといったスタイルで進めていました。この頃に部員の有志が個人でAtCoderへ登録し、コンテストへ参加するようになりました。
活動内容
現在は私が気になったアルゴリズムをメンバーにレクチャーする形で説明したり、AtCoderの問題を解く際に解説を見ても分からなかった問題を皆で見て、分かる人に解説してもらったりという進め方をしています。アルゴリズムに詳しくないメンバーについては、そもそも「累積和とは?」や「Dynamic programmingとは?」というように言葉の説明からレクチャーすることもあります。
運営で大切にしていること
私自身、元々競技プログラミングは「すごく頭が良い人達が黙々とやっている」というイメージでハードルの高さを感じていました。実際に始めてみると、AtCoderのコンテスト参加も慣れたら楽しいですし、開発業務の実装速度も体感として1.5倍くらいに上がったりとメリットも感じています。
なので参加する方のハードルを下げて、様々なレベルの方が楽しんでプログラミングができるよう工夫をしています。雰囲気作りもそうですが、ブラウザベースで動かせるセットを用意して環境構築無しでも取り組めるようにしているのもその一つです。
これから取り組みたいこと
これから取り組みたいことは2つあります。1つはテーマを分けた勉強会の開催。異なる属性や様々なレベルの方が参加してくれているので、回ごとにテーマを分けて各々のニーズに応えていきたいです。もう1つは社内での競技プログラミングコンテストの開催です。まだ検討段階ではありますが、格闘技試合のようにレベルで分けて開催しても面白そうかなと構想を練っています。新入部員も歓迎ですのでアルゴリズムやプログラミングに興味ある方、是非一緒に勉強していきましょう!
編集後記
競技プログラミングはオフィス中央フリースペースで、誰でもふらっと立ち寄りやすい雰囲気で活動しています。実際に競プロ部へお邪魔した日もPMやプリセールスの方が立ち寄っていました。インタビューを通じて村田さんが最初の心理的なハードルを下げることを意識されていることを聞き、納得した一コマでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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